今回紹介する「あんぱんまん」は、馴染みのアニメ「それいけ!アンパンマン」の絵本です。
子どもたちはアンパンマンの不思議な魅力でとても人気ですよね。
アンパンマンが嫌いな子をあまり見たことがありません。
自分の子供に読み聞かせをしてあげようと思ったときに、ストーリー性があって興味をひけるとしたらアンパンマンかな?っと思って買ってみました。
自分の知っているアンパンマンとは少し違った絵のタッチで読むあんぱんまんです。
絵本情報
作・絵:やなせたかし
出版 :フレーベル館
おすすめ年齢など
2歳くらいでしょうか。
シンプルなストーリーで楽しめます。アンパンマンという事で入りやすいと思うので、アンパンマンが好きならぜひ読んでみて欲しいと思います。
読み聞かせのポイント
やなせたかし先生の思い描くヒーローというのは、自らが傷つきながら献身的になって人助けができる人であり、現代において本当に闘うべきは物価高や公害や餓えである。と紹介されています。
まさに、自分の顔を分け与える姿はやなせたかし先生のイメージするヒーローですね。アニメのように可愛らしくパンをあげるのではなく、少し痛々しい姿になりながらも「僕の顔を食べなさい」と笑う姿に、学ぶことや感じる事がたくさんあるなと感じます。
あんぱんまんはそういうヒーローなんだよ、辛くても助けるんだよ、そんな気持ちで読んであげられると良いと思います。
読み聞かせた感想
2歳半の我が子はアンパンマンが大好きなので、読み始めると熱心に聴いてくれていました。
時には「あんぱんまん大丈夫かなぁ?」と心配する素振りを見せたりして、感情が豊かになっているのかな?なんて思ったり。お話の内容もシンプルで、”あんぱんまんってこんなヒーロー”といった感じのお話になっていました。
YouTubeで読み聞かせ音声が配信されているので、そちらが活用できるのも良いですね。
ただ、我が子はYouTubeを開くとYouTubeモードになってしまうので、何度でも実際に読んで聞かせています。